助産師ママが感じた“納得できる卒乳”のかたち
第2子の長女は、2歳3ヶ月で自然に卒乳しました。
振り返ってみて感じるのは、卒乳は「やめること」ではなく、親子で納得しながら進んでいくプロセスだったということです。
アメリカでの子育てはサポートが限られる中で、授乳の終わり方にも悩む方が多いと思います。
また、「卒乳」と「断乳」の違いを知らずに迷うケースも少なくありません。
- 卒乳:赤ちゃんの意思でおっぱいを飲まなくなること
- 断乳:保育者側の意思で授乳をやめること
第1子の時は断乳に挑戦してうまくいかず、結果的に卒乳という形になりました。
その経験から、第2子は「最初から卒乳を目指そう」と考えていました。
長女との母乳育児
長女はほぼ母乳のみで育ちましたが、ここまでの道のりは決して楽ではありませんでした。
- 授乳が軌道に乗るまでの苦労
- 乳製品アレルギー
- 人工乳を飲まない
- 離乳食もなかなか進まない
「やめられない」状況の中で、「早く卒乳してビール飲みたい」と思うことも正直ありました。
それでも実際に卒乳が近づくと、「これが最後かも」と思うとやめたくなくなる、そんな気持ちの変化も印象的でした。
卒乳までの流れ
WHO(World Health Organization)が2歳までの授乳を推奨していることもあり、まずは2歳まで続けることを目標にしていました。
その後の流れはとても自然なものでした。
- 夜間授乳は早めに終了
- 日中は欲しがる分だけ授乳
- 回数は徐々に減少
8回 → 4回 → 2回 → 1回 → 数日に1回 → 週1回
週1回程度になると、「おっぱいのむ、反対もちょうだい」としっかり飲む日もあれば、次第に飲む時間が短くなり、「出ない」と確認するような関わりに変わっていきました。
そして最終的に、
「おっぱいやめた」
「もういらない」
と本人の言葉で終わりを迎えました。
まとめ
卒乳は、ある日突然終わるものではなく、
少しずつ親子で気持ちをすり合わせながら進んでいくものだと感じました。
途中では、
- 夜間断乳を取り入れる
- 飲酒後は授乳しない
など、母親側が主導する場面もありましたが、
その都度説明することで理解し、納得して進むことができました。
結果として、
「どちらか一方ではなく、親子で尊重し合いながら進められた卒乳」になったと思います。
あんなに「おっぱいちょうだい」と言っていたのに、やめる時はあっさり。
寂しさもありましたが、納得して選んできたからこそ、満足感のある授乳期間でした。
卒乳のタイミングや方法に正解はありません。
大切なのは、「どう終わるか」ではなく、親子で納得できる形を選べているかどうかだと思います。
