アメリカで出産したママがよく言う「授乳がこんなに大変だと思わなかった」から考える、妊娠中にできる準備
アメリカで出産されたママから、よくこんな言葉を聞きます。 「授乳がこんなに大変だと思わなかった」 出産前は、赤ちゃんとの生活や出産そのものに意識が向きがちですが、 実は産後すぐに始まる「授乳」は、想像以上に体力も知識も必要になります。
特にアメリカの入院中は母乳育児を推奨されていて、日本と比べて入院期間が短く、入院中に授乳について教えてもらう機会が少ないまま、退院後すぐに「自分たちでやっていく」必要があります。
だからこそ、 妊娠中からの準備がとても大切です。
出産準備クラス(Childbirth Class)を受講
「出産の流れ」「分娩中の過ごし方」「授乳の基本」「新生児のお世話」「赤ちゃんとの生活」「保護者のための応急手当て講習(Infant CPR)」など
様々なクラスが開催されています。
事前に知ることで、「知らなかった不安」を減らすことができます。
出産のイメージができている方ほど、分娩中に落ち着いて過ごされる方が多いと感じます。心理的な負担が少なくなっている証拠ですね。
アメリカでは、病院で開催されている、病院見学ツアーもあるので、これは是非参加しましょう。(オンライン開催のところもあるようです)
病院の雰囲気やスタッフさんを知っておくことが、安心につながります。入院する時の入り口や分娩で入院する際に特別に使用できる駐車場の場所などを、当日焦らないために把握することにもつながります。実際の分娩室や入院部屋を見学することで、お部屋でどんなものを持っていけば快適に過ごせるかなどを具体的に考えることができます。
妊娠中からの「体の変化」を理解しておく
妊娠中だけでなく、産後の体の変化も知っておくことが重要です。
例えば・・・
➖産後すぐは思うように動けない
➖ホルモンの変化で気持ちが揺れやすい
➖母乳はすぐに安定するわけではない
交通事故で全治2ヶ月ぐらいのダメージと表現されるほど体への負担は大きいです。
授乳の基本を事前に知る(Breastfeeding Class)
授乳は「本能でできるもの」「自然にできるもの」と思われがちですが、実際にはスキルが必要です。
妊娠中に知っておきたいポイント:
➖正しいラッチ(くわえ方)
➖授乳姿勢
➖母乳生成のメカニズム
➖頻回授乳の意味
➖夜間授乳の役割
➖母乳の栄養
※母乳は「出産したら出るもの」ではなく、頻回授乳や刺激によって確立されていくプロセスです。
早期に適切な授乳ができるかどうかは、その後の母乳育児に大きく影響します。自分はどんなふうな授乳期間を過ごしたいのか考えておくことも大切です。また、出産後に気持ちが変化することもあるので、柔軟に対応できるように知識を得ておくことは安心につながります。
産後のサポート体制を考える
アメリカでの出産は、家族が近くにいない、友人が少ないなど「退院後のサポートが少ない」ことが特徴の一つだと思います。
事前に考えておきたいこと:
➖パートナーの役割分担
➖食事や生活サポート
➖困った時に相談できる人(IBCLC、コミュニティ、ドゥーラ、小児科)など
「誰にも頼れない状態」は、授乳トラブルや産後鬱のリスクを高めます。
困ってからサポートを探すのはとても大変なので妊娠中に予め、使えるサービスをリストアップ。特にアメリカで日本語でサービスを受けるのは数が限られているので予め連絡しておくことをおすすめします。
まとめ
アメリカでの出産には、たくさんの不安、葛藤があると思います。
妊娠中の少しの準備で、産後の過ごしやすさは大きく変わります。
アメリカで出産しようと決めた今だからこそ、
赤ちゃんとの生活を少しでも快適に楽しく過ごせるように
「産後の準備」も一緒に始めてみませんか?
